によど 清水茶園について
によど 清水(きよみ)茶園は、昭和40年に高知県仁淀川町(旧池川町)に黒川清水が開墾し、平成26年まで「はっちゃん」こと初子婆ちゃんが営んでいた小さな茶園です。50年以上経った現在も、開墾時に植樹した「やぶきた品種」の古木から黄緑色の新芽が美しく芽吹きます。現在は親族の手により茶園が管理されています。
「はっちゃんの清水茶」という商品名は、自然農法の名人である先代の名から命名しました。
また、先代のこだわりであった「自然農法(農薬・化学肥料不使用)・手摘み」という姿勢を後代まで継承したいという親族たちの願いも込められています。

隠れた茶処・仁淀川町池川
茶園のある旧池川町は
①昼夜の寒暖差
②仁淀川上流の清らかな水
③きれいな空気
と、茶栽培の好条件が3拍子揃い「隠れた茶処」と呼ばれています。
茶園周辺は四方を山々に囲まれ、車もめったに通りません。聞こえるのは川のせせらぎと虫の声だけ。
少し車を走らせると、仁淀ブルーで有名な「にこ淵」や紅葉シーズンは観光客で賑わう「安居渓谷」が。
町中がマイナスイオンに包まれたような心地よい場所です。
収穫~製茶まで

4月末。茶摘みの季節がやってきた!
収穫~製茶はスピード勝負!
摘採後は時間と共に葉色が変わるため、収穫から製茶まで1日で行います。
日の出と共にかごを背負い、親族総出で茶園へ!「一芯二葉摘み」で新芽の美味しいところだけ丁寧に手摘みします。傾斜が急な茶園なので足腰への負担はかなりなものです。
摘み取った茶葉をブルーシートに広げ選別し、綺麗な葉のみ製茶工場に出荷します。製茶後は目視で茶葉を選別します。
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柔らかな新芽のみ丁寧に手摘み
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家飲み茶収穫は子供もお手伝い♪
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一番茶収穫後の除草作業風景
自然農法は簡単?
自然農法は「ほったらかし栽培」だから簡単じゃないの?と言われることがありますが、茶樹を健やかに保つためには、小まめな世話が欠かせません。
茶樹の管理や草引き、病害虫対策、冬場の土づくりなど年中作業が絶えることはありません。
先代から継承した栽培のノウハウを活かし、親族一丸となって茶園の維持に努めています。